矢筒の製作 (紙縒り編み)ふう


今回は、エコクラフトテープで、矢筒を作って見ましょう。
この矢筒も、漆塗りふう矢筒で使った紙管にエコテープを巻きつけて作って行きますが、
やはり、手に入りやすい素材で構成してみました。
漆塗りより手軽かもしれません。頑張りましょう

エコクラフトテープとは?
細い紙ひもを、12〜13本並べて接着された紙テープです。
牛乳パックや、古新聞などを再生した、まさに時代にあったeconomy(節約)テープです
最近、書店で「エコクラフト手芸」なんて名目でよく並んでます。
今回は、このエコクラフトテープを使った矢筒を、作ってみましょう。
エコテープ自体は、手芸店やインターネット販売で手に入ります。
サイズは、5m・10m・12本取り(並んでいる紙ひもの数)13本取りなどがあり
カラーも色々あります。5mで400円弱です
また、約400メーター巻きの業務用なども存在し、色々作るには、こちらのほうが、かなりお徳です。
業務用は、13本取りで色は無着色、普通の紙紐と同じ茶色系統です。
業務用のエコテープは昭和包装(株)が安かったです
このテープを必要な幅だけ裂き、編んでゆきます。
テープを裂くのは、梱包に良く使われている、PPテープ(黄色いやつですが最近は青や透明も有り)です。
紙管については、前回やったのと同じ物を使います。障子紙は貼らなくても良いですが、手間はかかりますが貼ったほうが綺麗に仕上がるようです。下塗りはカシューを薄めたもので、準備しておきましょう。


まず、基本から

                
 エコテープです。       2センチほどカッターで切れ目を入れます     後は、PPテープで裂きます

今回は、長いテープがなかったので、取りあえず矢筒のふたを作って見ました。
矢筒本体も、同じ要領です

まず、ふたの長さにテープをカットします。
ふたの高さを今回は10cmにしましたので、天辺の分をプラスして、30cmにカットしました。エコテープは3本取りです。
30cmX4本で井桁の形を作ります。
編んでゆくのに縦紐は、奇数でなければいけないので、15cm1本継ぎ足します。
木工ボンドで接着しましょう。
ボンドが乾きましたら、編みこんでいきます。
横紐は、2本取りにしました。
長さは3〜4メーターくらいで、足りなくなったら、途中で継ぎ足します
ぐるぐると互い違いに成るように編んでいきましょう。
見えているのは裏面です。
5週くらいしたら、縦紐を追加します。
15cm3本取り8本用意します。
最初の縦紐の井桁に、挟み込むように追加していきます。
木工ボンドで接着します。
表にして、紐通しを作ります。
3本取りのテープを適当な大きさに切り、網目に千枚通しのようなもで、差込接着します。
矢筒の直径まで編めたら、作っておいた紙管にかぶせます。
このとき、網目をぎゅっと締めておきましょう。
また、所々でボンドで固定すると、緩んできませんが、締め直しが出来なくなりますので、注意して下さい
縦紐を均等にしながら、編みこんでいきます。隙間が開かないように、引っ張りながら巻いていきましょう。このとき、縦紐も緩んできますので、ペンチなどを使って縦紐も締めこんでいきます 最後まで編みあがった所です。
後で気づきましたが、一番ふちに3本取りを1周巻いておくと仕上がりがきれいに仕上がりますので、最初に巻いておきましょう。後にも出てきますが、その上から、4本取りのテープで目隠しをします。
紐通しの部分です。
3本取りのままでは細すぎるので、1本取りのひもをぐるぐる巻いていきましょう。
もちろんボンドで止めながら。
乾くまで成型のため鉛筆や筆などの丸いものをさしておきます。 あまった縦紐を切っている所です。
先ほども書きましたが、3本取りを先に巻きますと、その手前で処理します。写真では、最後まで巻いてしまいましたが(^^ゞ
矢筒T矢筒U
本体
今度はその上から、目隠し用の化粧テープを巻きます。
4本取り1周分です。
洗濯バサミなどでボンドが乾くまで固定しておきます
ふたの完成です

この上から仕上げに塗装をしなければ成りません。
このままでは、汚れがしみこみますので・・・なんせ紙ですから
塗装には、カシューや、ラッカーなどが使えそうです。
でも、ラッカーは皮膜が弱いので、剥がれやすいです。
素材の色を生かすのなら、ビニローゼという塗料がありますので、透明を選び塗っても良いです。また、カシューを塗ると渋いかもしれません。お好みに合わせて、どーぞ